人魚の夏への回帰
■人魚の夏 / 小林美樹 (NAV) 芸能界には売れなくても、しぶとく芸名を変えたりして居残る人が少なくありませんが、現実的には、あっさり見切りをつけてのフェードアウト組が圧倒的に多く、本日の主役たる小林美樹も、アイドルとしては決してブレイク出来ませんでした。...
View Article夏の夜明けの夏木マリ
■夏の夜明けは悲しいの c/w ガラスの絆 / 夏木マリ (キングレコード) 猛暑真っ盛りに出してしまうのは、あまりにもベタな1枚なんですが、そこは夏木マリ姐さんのアンニュイなポートレイトに免じて、ご理解下さいませ。 しかし、そんな言い訳なんか、全く無為&無意味なほど、このシングル盤は素敵な仕上がりで、まずはA面「夏の夜明けは悲しいの」に針を落せば、瞬時にその場は刹那の境地!?!...
View Article猛暑に夢見る歌を
■シティ・ライツ・バイ・ザ・ムーンライト c/w グッバイ! グッバイ! グッパイ! / 惣領泰則とジム・ロック・シンガーズ (日本ビクター) もはや熱帯と化した日本の夏には、ベタベタしない音楽が必要ということで、本日は掲載のシングル盤♪♪〜♪...
View Articleもう一度会いたいよ、小鹿ミキ
■いけない子になる時 / 小鹿ミキ (東芝) さて、旅中だったサイケおやじも、なんとか無事に難題を乗り切り、現在は雪国の非常勤地に辿りついていますが、ウロウロと回った東南アジアと大差なかった九州〜名古屋〜東京へと続いた熱帯地獄とは正反対に、ここは大雨!? 実際はそれでも気温が30度近くはあるみたいなんですが、非常にひんやりと涼しく、とても同じ日本とは思えないほどです。...
View Article上手すぎるよねぇ〜、由利江実子
■夢の中を歩こう / 由利江実子 (RCA) これも先日、出張時に若い者からの冷たい視線を感じつつ、それでもやめられなかった漁盤作業でゲットしてきたシングル盤なんですが、歌っている由利江実子も、そして肝心の楽曲「夢の中を歩こう」についても、全くの初対面でありました。...
View Articleキャッツ・アイを忘れるもんかっ!
■アバンチュール / キャッツ・アイ (ユニオン / テイチク) 昭和の芸能史に屹立するピンク・レディーには、当然ながらフォロワーが出現し、中でも昭和52(1977)年初夏、本日ご紹介のデビュー曲「アバンチュール」で飛び出したキャッツ・アイの破壊力は強烈でしたねぇ〜〜〜♪...
View Articleガールズの本気で歌謡ロック
■Love Jack / Girls (フィリップス) 昨日は失礼致しました。 ど〜しても、避けては通れない仕事の難題を直談判すべく、相手の縄張に乗り込んでと言えばカッコ良すぎますが、率直言えば、こちらのヘマに詫びを入れに行ったというのが真相なんですから、いやはやなんとも、お恥ずかしい……。 まあ、本音は愚痴りたい事も山の様にあるんですけどねぇ〜〜。...
View Article最高だぜっ! 谷ちえ子の花の女子高♪
■花の女子高数え歌 / 谷ちえ子 (日本コロムビア) こ〜いうものを好きだと言うと、ほとんど呆れられるのはリアルタイムからの現象だったんですが、しかし本日掲載のシングル盤A面曲「花の女子高数え歌」こそは、アイドル系ディスコ歌謡の極北的傑作なんですよっ!...
View Articleドスコイ! 無国籍ファンキー歌謡のエルナンド
■恋はウムウム / エルナンド (トリオレコード) なんともドスコイなジャケ写も強烈な本日の1枚ですが、中身も特にA面「恋はウムウム」は、そのまんまファンキーなアップテンポの快楽歌謡曲♪♪〜♪ 実は最初にネタをバラしてしまえば、作曲したのがアメリカでニューソウルを創成した偉人のひとりであるカーティス・メイフィールド! オリジナルは多分、メジャー・ランスが1964年にヒットさせた「Um, Um,...
View Articleユーコのディスコ歌謡
■セクシー・バスストップ / 浅野ゆう子 (RCA) 二度ある事は三度ある! という故事(?)に倣い、ディスコ歌謡の三連発目は定番とも言える、浅野ゆう子の「セクシー・バスストップ」です。...
View Article俺のギターは流離って泣く
■さすらいのギター / 小山ルミ (ユニオン / テイチク) 昨日は久々におやじバンドのライプをやらせてもらいましたが、前回がハードロックに拘り過ぎて、些かヨレまくった所為もあり、今回は以前からの十八番中心の演目ということで、掲載のシングル盤A面曲「さすらのギター」を初っ端にぶちかましてきました。...
View Article夏場のザ・ピーナッツ
■リオの女 c/w 恋のカーニバル / ザ・ピーナッツ (キングレコード) 昨日は選挙もあったんで、久々に実家に戻り、ついでにあれこれレコード置き場を探索するという、これが一番楽しい時間を過ごしました。 そして、すっかり忘れていたブツを発見し、作業を中断しては、それを聴いてしまうところに贅沢を感じているわけでして、本日掲載のシングル盤も、そのひとつであります。...
View Articleキューピットの素晴らしき着エロ歌謡♪
■Love Beat 3-3-7 c/w 追いかけて… / キューピット (ユニオン / テイチク) 先日書きましたキャッツ・アイの突然の消滅から、所属事務所が急遽穴埋めデビューさせたのが、本日ご紹介のキューピットと名乗る双子アイドルデュオで、もちろんキャッツ・アイのセクシー優先主義を継承している事は、掲載のジャケ写からも、皆様ご推察のとおりです。...
View Articleあべ静江の幸せ
■いたずら書き c/w Too Happy / あべ静江 (キャニオン) 服装に着こなしのセンスが求められるように、歌にもボーカリストの資質や個性の自覚と見極めが必要な事は言うまでもないと思います。 例えば本日の主役たる美人歌手のあべ静江は、圧倒的に歌謡フォークや都会派の歌謡曲が似合う存在であり、誰も彼女にコテコテの悲恋演歌は求めないでしょう。...
View Article楽しい歌なら、いいじゃ〜ない♪
■キリスト・神様・仏様 / 大田美喜 (ミノルフォン) 歌の世界にはシリアスなジャンルはもちろんの事、音楽の本質のひとつである楽しさ優先の楽曲、殊更面白い歌もどっさりありますよねぇ〜〜♪...
View Articleこれが一番好きな茶木みやこ
■愛のデシラード / 茶木みやこ (テイチク) 茶木みやこは昭和46(1971)年にデビューした女子大生フォークデュオのピンク・ピクルス、あるいは「まぼろしの人」等々、古谷一行主演によるテレビ版金田一耕助シリーズの主題歌を担当した事で、今も決して忘れられてはいないでしょう。 実際、現在でも元気に歌い続けているのは、ご存じのとおりです。...
View Article日曜日のディスコ歌謡
■日曜日はストレンジャー / 石野真子 (日本ビクター) ディスコ歌謡を考察すれば、決して無視する事は出来ないのが、本日掲載のシングル盤A面曲「日曜日はストレンジャー」であり、同時に筒美京平という偉大な作編曲家の深淵な発想力を強く認識させられるのが、サイケおやじの立場です。...
View Articleベンチャーズ歌謡のボーカルは至難
■北国の青い空 / 奥村チヨ (東芝) 今では耳に馴染んだ所謂ベンチャーズ歌謡も、実は歌手にとっては物凄く難しいメロディ展開らしく、広い音域と絶妙の節回しを支えるリズム感が要求されると言われています。...
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