沖縄から世界に咲いた花
■すべての人の心に花を / 喜納昌吉&チャンプルーズ (タイム / ポリドール) もちろん好き嫌いはあるにせよ、喜納昌吉が沖縄伝来の音楽を継承発展させんとした試みと成果は、やはり芸能史に特筆されるものでしょう。...
View Article未だ正統派アイドルの桜田淳子
■ミスティー / 桜田淳子 (日本ビクター) 桜田淳子は説明不要、昭和歌謡曲の正統派アイドルを貫く女性歌手であったわけですが、ご存じのとおりの事情から極自然にフェードアウトし、だからこそ熱心な彼女のファンは今に至るも複雑な思いでありましょうし、それ以外の普通に芸能を楽しむ姿勢の皆様であれば、野次馬的な興味と共に、全盛期の彼女のイメージをあれこれと夢想するのも悪くはありません。...
View Article一番好きなシルヴィのレコード
■コンパクト・グランプリ・シリーズ:シルヴィ・バルタン (RCA) A-1 哀しみのシンフォニー / Caro Mozart A-2 悲しみの兵士 / Les Hommes B-1 あなたのとこり / Irresisitiblement B-2 恋人時代 B-3 アイドルをさがせ / La Plus Belle Pour Aller Danser...
View Article街を歩く岡崎広志
■街を歩こう / 岡崎広志 (ヤマハ) 一般的な知名度は低いかもしれませんが、昭和の日本男児であれば、岡崎広志の声は聴いたことがあるはずです。 中でも有名なところでは、昭和の深夜テレビ番組を代表する「11PM」のテーマ曲、例の「シャバダバ」スキャットなんですよ♪♪〜♪...
View Articleアイドル歌謡にリンダの永久を
■恋は熱烈 / 山本リンダ (キャニオン) 山本リンダと言えば、デビュー当時は元祖アイドル歌手のひとりであったはずが、やはり今では大ヒット「どうにもとまらない」以降のセクシーアクション歌謡というイメージが勝っているんじゃ〜ないでしょうか。...
View Articleはるみでゴーゴー
■涙のバラ / 都はるみ (日本コロムビア) 都はるみは説明不要、我国歌謡界で数多くの大ヒットを放ち、そのクドイほどのコブシとウナリが特徴的な節回しは唯一無二の存在ですが、そのスタイルは楽曲によって変化するなぁ〜んて事は、もちろんありません。...
View Articleドレミファン変化
■私半人前 c/w ノックは無用 / ドレミファン (CBSソニー) 少年時代から綺麗なお姉様が大好きだったサイケおやじが、今もって気になっているのが、本日掲載のシングル盤を昭和49(1974)年に出したドレミファンというグループです。...
View Articleお願い、じゅん&ネネ
■プリーズ・プリーズ・プリーズ c/w 忘れた歌 / じゅん&ネネ (キングレコード) じゅん&ネネはデビュー当時から歌謡曲の中でも絶妙の洋楽フィーリングを隠し味にしていた感があり、それゆえにソフトロック歌謡という観点からすれば、昭和47(1972)年に発売された本日ご紹介のシングル盤は、それほどのヒットにはなりませんでしたが、収録両面曲共に、なかなかの傑作と思います。...
View Article桂木文のせつなさは…
■短篇小説 / 桂木文 (ワーナーパイオニア) さてさて、東京都議会における女性議員への蔑視的ヤジが世界的にも報道される事態となり、いやはやなんとも、情けない話と思うばかりですが、例えなんであろうとも、殊更女性としての尊厳を貶めるような言動は時と場所を選ぶ必要性がある、なぁ〜んて常識は、サイケおやじにも幾分はあるわけですよ。 で、そんなこんなから、思い出してしまったのが桂木文(かつらぎあや)……。...
View Article大好きな小松みどり
■ポチャポチャ小唄 / 小松みどり (東芝) 小松みどりはご存じ、五月みどりの実妹で、その男好きのするルックスは姉妹甲乙つけがたいところですから、例によってサイケおやじは少年時代から大好きなお姉様のひとりでありましたが、どちらかと言えば、小松みどり派をこの機会に告白させていただきす。...
View Article下を向くより、前を見る
病院で定期健診のため、本日の1枚は休載させていただきます。 W杯では日本が惨敗……。 東京は昨日、梅雨時に雹が積もったんで、奇蹟でも!? という思い込みも甘かったですねぇ〜〜。
View Article永遠の渚の誓い
■なぎさの誓い / The Tymes (Parkway / 日本ビクター) 所謂オールディズの定義のひとつに、古くても良い歌、良いメロディーという条件があるとすれば、サイケおやじにとってのオールディズの中には必ずや常備されるのが、本日掲載シングル盤A面曲「なぎさの誓い / So Much In Love」です。...
View Articleあれは百蓮物語にすべきじゃ〜ないか
■負けない愛がきっとある / 仲間由紀恵 (Epic Sony) 恥ずかしながら、現在NHKで放送の朝ドラ「花子とアン」を視聴しています。 もちろんリアルタイムでは無理なんで、録画しておいての後追い鑑賞ではありますが、その理由は昔っから興味を抱き続けていた柳原百蓮の登場!...
View Articleソフトロックのトミー・ロウ
■Dizzy / Tommy Roe (abc / キングレコード) 我国ではチャートマニアやオールディズファンから絶大(?)な支持を集めるトミー・ロウは、しかし一般の洋楽好きからはバブルガムのシンガーであり、決してロケンローラーと認められているわけではありません。...
View Articleチラリズム歌謡の魅力
■ちょっと色っぽいポーズ / 上田真弓 (日本コロムビア) 本日掲載のシングル盤は、例によって中古屋でジャケ買いさせられた1枚でして、そのサイケおやじのスケベ心云々は、今更言うまでもありません。 いゃ〜、女性が全く瞬間的に見せてくれる、こうしたポーズの魅力は、モロろ見え(?)よりも、ずぅ〜〜っと素敵♪♪〜♪...
View Article夏だっ! ちえみだっ! 稲妻だっ!
■稲妻パラダイス / 堀ちえみ (キャニオン) 最近の天候の不安定さは「異常」という言葉が規格外の激しさで、昨日も車で移動中、突然の雷雨に襲われ、後部座席で幸せな居眠りモードに入っていたサイケおやじも、ガッツ〜〜〜ンと目が覚めた次第なんですが、そこで我知らず脳内麻薬(?)として浮かんできたのが、本日掲載のシングル盤A面曲「稲妻パラダイス」でありました。...
View Article弱気の虫にスプリンクラー
■スプリンクラー / 山下達郎 (Moon / アルファ) 「雨の歌」というと、ど〜しても古い選曲になりがちなサイケおやじではありますが、本日は幾分新しいなぁ〜、と自分でも思ってしまう山下達郎の人気曲「スプリンクラー」を出してきました。 しかし、思えばこの歌にしても、発売されたのが昭和58(1983)年ですから、充分に古いわけですが、まあ、いいか、例え皆様にサイケおやじの姿勢を失笑されようとも。...
View Articleしばたはつみには都会の夜が似合う
■ラブ・イズ・イリュージョン (日本コロムビア) さてさて、昨日の続きのような気も致しますが、「地下鉄」が都市の象徴ならば、もうひとつ、「ハイウェイ」だって、そうかもしれません。...
View Articleバニーズの悲しき雨音
■悲しき雨音 / 荻野達也とバニーズ (東芝) 「雨の歌」の絶対定番が、カスケーズがオリジナルの「悲しき雨音」に異存などはありません。 実際、世界中で愛され、夥しいカバーバージョンが作られている事は言わずもがな、本日掲載したのは我国のバニーズが昭和46(1971)年に出した、日本語詞による、なかなか心温まる傑作と思います。...
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