バンドでやってこそのムード歌謡コーラス
■片想いのブルース / 中井昭・コロラティーノ (日本コロムビア) GSと呼ばれたバンドやグループが昭和44(1969)年頃からのブーム凋落により、少しずつ自らの音楽的スタイルや立ち位置を変えるという中で、一番に目立った路線変更はムード歌謡コーラスグループに接近する事だった歴史(?)は、後追い鑑賞によっても顕著に認められるところかと思います。...
View Articleフェロモン歌謡の裾野は広い
■アモロッサ東京 c/w くさり / 山本真記子 (日本コロムビア) 所謂「昭和歌謡曲」を語る時、決してスルー出来ないのが、「セクシー&フェロモン歌謡」と今日称される、つまりは官能と退廃を強調した女性ボーカル作品や相応の狙いを定めたムードミュージックの類でありましょう。...
View Article浜辺の恋に早口言葉…
■涙のビーチ・ラブ / 沢チエ (キャニオン) 如何にも「ありがちな」ところを狙うのも大衆流行の作り方のひとつだとしたら、「夏の終わりの失恋ソング」は、それこそポップス歌謡定番の中の大定番ということで、ご紹介するのは、沢チエが昭和48(1973)年7月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「涙のビーチ・ラブ」ですから、いゃ~~、これなんか、あんまりにもベタで、ちょいと気恥しくなりそうですよ (^^;...
View Articleもうひとつの女のブルース
■女のブルース / 扇ひろ子 (日本コロムビア) この世の中に同姓同名の人物が少なからず存在するのと同じく、音楽の世界でも所謂同名異曲という歌や演奏が確かにあり、その中で一番にヒットした楽曲こそが、決定的な知名度(?)を得るというのは、これまた現世の理ではありますが、そ~ならなかった中にも、捨て難い魅力がある楽曲を発見・発掘するのも、なかなか新鮮で楽しい作業じゃ~ないでしょうか (^^♪...
View Articleこの人だぁ~れ part-138:大西睦美 ~ また今夜も暑いのならば
■今夜もまた / 大西睦美 (東宝レコード) 久々の「この人」シリーズということで、本日掲載したのは大西睦美と名乗る女性歌手が昭和47(1972)年に出したシングル盤なんですが、とにかく、ここにA面収録された「今夜もまた」が作詞:片桐和子&作編曲:馬飼野俊一から提供の素晴らしいロッキンソウル歌謡なんですから、たまりません (^^♪...
View Articleこの人だぁ~れ part-139:秋美子
■夢中なのよ c/w 恋の昼下り / 秋美子 (ポリドール) 本日も「この人」シリーズということで、主役たる秋美子(あきよしこ)の詳細なプロフィールについては知る由もないサイケおやじにしても、彼女の残したシングル盤は、それなりに中古市場に出回っているのですから、まだまだ探索しなければならない女性歌手と思っております。...
View Article日本の夏にはボサノバ歌謡
■東京イン・ザ・ブルー / ソニア・ローザ (CBSソニー) 本日も気が滅入るほど暑かったですねぇ~~~ (>_<) これじゃ~~、世間に物騒な事件が頻発するのも無理からんとは不謹慎の極みという思いですが、だからこそ涼しい音楽も必要ということで、ご紹介するのはソニア・ローザが昭和54(1979)年に出した掲載のシングル盤A面曲「東京イン・ザ・ブルー」です。...
View Article歌謡映画もボサノバで
■愛して愛して c/w 愛するあした / 伊東ゆかり (キングレコード) 暑苦しい日々の中、ど~にか本日も選ぶ事が出来た1枚として、ご紹介するのは伊東ゆかりが昭和44(1969)年6月に出した掲載のシングル盤です。 とはいえ、ここでサイケおやじがイチオシなのはB面収録の「愛するあした」でして、これが嬉しい事に作詞:安井かずみ&作編曲:東海林...
View Article追悼・ランディ・マイズナー
■Take It To The Limit / Eagles (Asylum / ワーナーパイオニア) ポコ ~ イーグルスというアメリカ西海岸ロックの偉大なるバンドに在籍し、大活躍したランディ・マイズナー(vo,b,g) の訃報に接しました。...
View Articleアンヌとゆり子の永遠 ~ 新作写真集が楽しみだぁ~~!
■days of ANNE 1967 - 2008 (復刊ドットコム) あぁ……、全て分かっている楽しみだとしても、今年の秋、おそらくは10月下旬に発売予定という本日ご紹介の写真集には胸騒ぎを抑えきれないのが、サイケおやじの偽りの無い心情です (^^)...
View Articleホットな時代にクールなジャズ歌謡
■ホットなホットなお年頃 / 新藤恵美 (RCA / 日本ビクター) 連日の猛暑、皆様は如何にお過ごしでございましょう……。 せっかくの休日だというのに、その所為で、高齢者バンドの練習は中止となり、そこで午前中の涼しいうちにと思い、車庫の掃除・片付けをやっていたら、やっぱり暑くてバテバテとなり、冷水シャワー浴びて、寝ていたのがサイケおやじの実情でありました (^^;...
View Articleジャケは涼しく、中身は…、ねっ!
■花はどこへ行った c/w ほゝにかゝる涙 / 園まり (ポリドール) 夏向きレコードということで、自室のレコードラックから、それらしい1枚を物色していたら目に留まったのが本日の掲載盤でした。 これは園まりが昭和39(1964)年に出したシングル盤なんですが、ど~です、このジャケットスリーブのデザインと彼女のポートレートのイイ雰囲気は、正に夏向きだと思うですが、いかがなものでしょう (^^)...
View Articleハワイアンじゃ~なくて、ポップス歌謡の裏名盤
■アロハの恋人 c/w 今日より永遠に / ムトー・早苗 (RCA / 日本ビクター) 「昭和」という時代、庶民の憧れの地と云えばハワイ♪♪~♪ ―― という確かな答えがあったわけですが実際、年末年始の休みにはハワイ旅行がステータスの証でもあり、また夏場ともなれば、ショッピングセンターやビアガーデン等々で流れる音楽はハワイアン♪♪~♪...
View Article尾崎奈々の再会エレキ歌謡
■再会の湖 c/w あの愛はかえらない / 尾崎奈々 (Reprise / ワーナーパイオニア) 本日の主役たる尾崎奈々は昭和40年代に活躍したスレンダー系の美人女優で、所謂清純派として松竹制作の映画&テレビドラマに多数出演しておりましたが、だからこそ、歌手としての活動も当然が必然のスタアの証ということで、本日掲載したのは、猛暑の今だからこそ聴きたい夏向きエレキ歌謡 (^^♪...
View Articleメロンはセクシー果物か?
■メロンの気持 / 森山加代子 (東芝) 夏の果物の代表格と云えば西瓜が定番かもしれませんが、昭和30年代に少年期を過ごしたサイケおやじにとっては、断然の憧れがメロンでありました。...
View Article香月サコのエグ味のエレキ演歌
■赤い夕日 / 香月サコ (ポリドール) とにかく、なんでも「エレキ」だったのが昭和40年代初頭の我が国歌謡界だったればこそ、それは如何様に探索しても、到底掘りつくせない「宝の山」と思うサイケおやじが出会った大好曲が昭和43(1968)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「赤い夕日」です。...
View Articleこの人だぁ~れ part-140:中園ナナ~ 夏はルンバだっ!
■バッカジャナカロカ・ルンバ / 中園ナナ (キングレコード) 夏と云えば「キューバ」産の大衆音楽も欠かせないほど世界中に浸透しておりますが、そこにはウキウキさせられるリズム的興奮があればこそ、ダンスミュージックとしての実用性も鑑みれて、例えば「ルンバ」は、その代表格になりましょうか。...
View Article今日は……、ダウン…
猛暑の中、高齢者バンドの練習に出かけたら、バテバテで、老いの深まりを痛感しております……。 まあ……、これはサイケおやじだけじゃ~なくて、メンバー全員の症状(?)でもあったんですが、情けない……。 ストーンズは、古希過ぎたって、ビンビンにやれているんですから、枯れちゃ~いられないとは思うんですが……。 本日は、泣き言、失礼いたしました <(_ _)> 皆様も、ご自愛くださいませ。
View Article人は変わってこそ…
■酔いたい気持 / 渋谷祐子 (キングレコード) 昔の知り合いに久々に会って、ちょいと吃驚するなぁ~んて事は珍しくもない、つまりは歳月は人を変えるってやつなんでしょうが、サイケおやじが本日、偶然にも再会した知人には、ちょいと驚かされました。...
View Article許してたもれ…
久々に仕事が縺れて、会議が紛糾!? 実質的には傍観者という立場のサイケおやじにまで、余波が及んだというか…… (^^; そりゃ~~、苦境は理解しているつもりですが、今更ながらに年寄りの冷や水は勘弁願いたいところです。 今夜は夜の街で痛飲です。 失礼いたしました <(_ _)>
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