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それからの柳沢純子

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■ふたりの港町 c/w あなたの女と呼ばれたい / 柳沢純子 (日本コロムビア)

以前に取り上げた柳沢純子のシングル盤やLP、そしてCDまでも纏めて15枚ほど、どっか~んっ!

と入手出来ましたので、本日は昭和59(1984)年に発売されたらしいシングル盤を掲載させていただきましたが、とにかくA面に収録の「ふたりの港町」が作詞:石坂まさお&作曲:猪俣公章、そして編曲:丸山雅仁という、手練れのソングライターから提供された典型的な盛り場&港町演歌の決定版で、しかも柳沢純子の歌いっぷりが、これまた期待どおりの熱唱なんですから、なかなか気に入ってしまいましたですよ (^^)

それは正直、時代を鑑みれば、明らかに十年は古いスタイルだと思うんですが、だからこその良さってのが、確かに感じられるんですねぇ~~♪

極言すればスタンダードタイプの正統派歌謡曲であり、たっぷりと演歌の王道が楽しめるんですから、愛好者には安心して聴ける名曲・名唱でありましょう。

そして、同じ制作陣が手掛けたB面曲「あなたの女と呼ばれたい」が、これまた彼女の実力が存分に味わえる傑作で、ミディアムテンポで湿っぽい曲調を心の底から歌い上げるというよりも、持ち前の節回しの上手さで女心の儚い情熱が綴られた歌詞の世界を真っ向から表現しているあたりは、本当に素晴らしいと思います。

残念ながら、それほど売れたシングル盤ではないのかもしれませんが、当時の歌謡界の中でも柳沢純子の存在は、なかなか評価が高かったと思われますが、いかがなものでしょう。

以前にご紹介したシングル盤「あなたに片想い」のジャケ写ポートレートから、グッと大人びた面立ちの彼女もイイ感じ♪♪~♪

しかし、サイケおやじには、オンタイムでの印象とか記憶が全く残っていないので、彼女の活動は把握しておりませんが、それでも今回、アルバムを1枚、そしてCDシングルも3枚ほどゲット出来ている事からして、現在も歌っているんじゃ~ないかと推察しております。

ちなみに前述のCDシングルの中の2枚は「柳澤順子」名義で、堀内孝雄がプロデュース&楽曲提供となっていますので、そのあたりも追々に (^^ゞ

ということで、中古レコード蒐集の楽しみは当然ながら、1枚毎に狙いを定めての猟盤が基本だとは思いますが、やっぱり纏めてゲットっていうのだって、嬉しくないはずはありません (^^ゞ

だから、やめられなっていうのが、ひとつと本音というわけです (^^♪


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